セカイのおはよう<シンガポール編>
Good morning!
シンガポールで人財会社を経営している
Richardです。
日本と並び、アジア有数の先進国と称されるシンガポール(以下星国)。
実は独立国家としては、50数年の歴史しかありません。
200年前に英国の統治が始まったのですが、その当時星国の人口は、たった150人。
まあ、赤道直下の熱帯雨林ですから、この地が欧州列強の戦略的ロケーションとして認識されなかったら、今も人口は200人くらいだったかもしれません。(笑)
(注釈:現在は人口5.6百万人)
とても国際色豊かな都市ですが、人口の7割が中華系(福建省出身が大半)、マレー系とインド系が其々1割、残り一割が「エクスパット」と呼ばれる外国人労働者です。
料理も自ずから、福建料理ベースにマレー風味がブレンドされた、素朴で且つごちゃまぜ的な味付けがメインです。
他の東南アジア諸国同様に、3食とも外食する文化が根強く残っています。
星国人の胃袋を支えるのが、「ホーカーズ」と呼ばれるフードコート(屋台街)。
街の至る所にありますが、誰もがお気に入りの屋台街とお店があります。
「コピ」と呼ばれるコンデンスミルク入りのコーヒー、半熟卵、そして「カヤ」というココナッツベースの甘いジャムを挟んだトーストの3点セット。
これなしには、甘~い星国の朝は始まりません。(笑)
星人の永遠のライバルであるマレーシア人とは、肉骨茶の話でよく議論になります。
肉骨茶はマレーシアでも人気のローカル料理なのですが、あちらのはハーブが効いていて、星国の味とはかなり違います。
どちらがホンモノで、どちらのほうが美味しいかで言い争いになりますが、彼らは分が悪くなると、「それなら星国への水道管止めるからな」という決まり文句を必ず言ってきます。(笑)
(注釈:星国の水源がマレーシアのため。)