セカイのおはよう<フランス編>
日本人の友人に
「フランスの朝食で思い浮かべるモノは?」と聞いたところ、
全員が「カフェオレ」と「クロワッサン」との回答。
実はこれ、微妙な感じで正しいです(笑)
まず、「クロワッサン」。
確かに朝に食べますが、値段もカロリーも高いので、
休日の優雅な朝食っていう感じです。
普段はバゲットにバターやジャムをつけたり、ビスケット等で済ませます。
「カフェオレ」や「コーヒー」は、フランス人の朝のマストアイテムです。
日本人の女性に「オシャレグッズ」として人気の高い「カフェオレボウル」。
何故カップでなくてボウルを使うのかというと、
フランス人はパンやクッキーをコーヒーに浸して食べるのが好きなので、
浅くて間口の広いボウルの方が便利だから。
決してオシャレだからではないのです!(笑)
あと「カフェオレ」はフランス人にとって朝だけの飲物。
午後には基本飲みません。
午後のコーヒー=エスプレッソです。
なので、夕食後に私たちが「カフェオレ」を飲むことはまずありえません。
仏国内のフランス料理店で晩に「カフェオレ」を出す店も増えましたが、
実はこれ、
米国人とアジア人観光客向けの“特別メニュー”です!
日本の朝食、今は慣れて大好きですが、来日当初は相当辛かったです。
何故かというと、フランス人にとって朝食=甘い物。
そして軽くてシンプルな手抜き(?)料理。
一方、日本の朝食は味噌汁、漬物、塩鮭等、しょっぱいおかずのオンパレード。
ホストファミリーのお母さんが朝から頑張って作ってくれた、伝統的な日本の朝食。
量が多くてしょっぱくて、実は涙しながら食べていました…