おはよう vol.13
セカイのおはよう<オーストラリア編>2017.03.13
Good morning!
日本で英語教師をやっている、オーストラリア人のToddです。
オーストラリアは英国文化の流れを受けた移民の国。
土地も広大なので、食文化含め、米国文化ととても似ていますね。
アウトドア好きな我々オージー。
米国人同様、夏の週末は家族や友人とBBQがお約束。
日本は肉の値段が高いのが困るけど、私が食べ慣れている食材は、基本的に日本でも手に入ります。
唯一恋しいのは、やはりオージーパイ。
オーストラリア人のソウルフードです。
定番のミートパイからスイーツパイまで、種類は豊富。
日本のおにぎりみたいなものかな?
昼に、夜に、軽食に、一番身近な食べ物ですね。
朝食は米国スタイルと大きく変わらないので、特にこれといったものはないですね。
あっ、1つ大事な国民食を忘れていました。
他の国の人が”yuck!(まずい!)といって誰も食べたがらない、我々の国民食がVegemite。
トーストやサンドイッチにバターと一緒に塗って、ジャムのような感じで食べます。
味は塩っ辛く、独特の風味がします。
私の家に遊びに来た米国人の友人が、豪州風ピーナッツ&バターと思ってパンにたっぷり塗って食べ、
口に入れた瞬間吐き出したのは面白かったですね(笑)。
じつはこれ、ビール酵素がベースの発酵食品で、日本食でいえば納豆ですね(笑)。
明治屋で買えるので、ぜひ一度、豪州版納豆に挑戦してみてください!
眠りの豆知識<「春眠暁を覚えず」は本当?>2017.03.13
朝寒くて布団から出られない冬も終わり、いよいよ春到来!
春の睡眠で真っ先に思い浮かぶのが、中国故事の「春眠暁を覚えず」ですね。
では本当に季節で睡眠時間や質が変わるのか??
実は大いに関係があります。
平均睡眠時間が最も長いのは「冬」、そして短いのが「夏」です。
眠りと日照時間には深い関係があり、人の体は太陽が沈むと休憩モードに入り、
数時間後に眠くなる構造になっています。
また、寝床の温湿度も眠りへの影響大。
夏は夜が短いだけでなく、高温多湿な寝苦しさも加わり、寝不足気味な日々が続きます。
ヒトが眠る最大の理由は、大脳の休息。
日中の活動で加熱した脳を冷却するため、ヒトの体は面白いメカニズムになっています。
まず、睡眠前に我々の体温は最高潮に達します。
そして、寝始めに発汗したり、手足から熱を発散しながら、体温を下げ、脳や体を休ませます。
このメカニズムを支援する睡眠環境の整え方で、眠りの質が大きく変わります。
眠りの質でいえば春と秋がベストですね。
夏と冬は、良質な睡眠環境を確保するため、室内空調や寝具への依存度大。
一方、春秋は自然な就寝環境で良質な睡眠を摂るのに最高の季節。
今年の夏は猛暑の予測が出ています。
それまでの数カ月間、
暁を覚えない春の快適な熟睡をお愉しみくださいね!