おはよう vol.12
セカイのおはよう<イギリス編>2016.12.28
「世界で一番幸せな男は?」
米国の家に住み、英国の給料をもらい、中国の食事をとり、日本人の妻を持つ男。
じゃあ、「世界で一番不幸な男は?」
日本の家に住み、中国の給料をもらい、英国の食事をとり、米国人の妻を持つ男。
Good Morning!
日本人の妻を持ち、英国の食事で育ち、今は日本の家に住む、世界一幸せで不幸な(?)英国人Johnです!
私の故郷である英国料理は、冒頭の有名なジョークにもある通り、よくネタにされます。
英国に住んでいる時は別にマズいとは思いませんでしたが、日本に住んでみて、その意味がよくわかりました(苦笑)
日本料理は素材の新鮮さを出来るだけ活かそうとするのに対し、英国では何でも形が無くなるまで煮込んでしまいます。
美味しい野菜や果物が育ちにくい気候に加え、「快楽より質素さ」を重んじる英国伝統文化も影響しているようです。
「英国で一番おいしい料理は?」
「インド系移民が作るインド料理!」
と言われているほど悲しい状況ですが、唯一世界に誇れるのが英国風朝食。
← 画像にあるような、ボリュームたっぷりの朝食です。
英国風朝食は、日本の伝統的朝食である
「ごはん・味噌汁・焼き魚・卵焼き」に
負けず劣らず美味しいです。
でも忙しい現代。
日本の伝統的朝食は旅先の旅館でしか食べられなくなったのと同様、英国でも家ではトーストと紅茶の朝食が大半だと思いますね。
眠りの豆知識< いびきと睡眠の関係>2016.12.26
日経ウーマン(雑誌)での統計によると、日本人夫婦の80%は同じ寝室で寝ているそうです。
しかし、結婚20年以上に限れば、50%以上の夫婦は寝室が別とのこと。
そして、別室の理由の1番が、相手の「いびき」等による安眠妨害。
ということで、今回は「いびき」についてお話しします。
皆さまは、どんな方がいびきをかくイメージですか?
「中高年の太った男性」「飲酒後」「喫煙者」そんな感じではないでしょうか?
いびきは、狭くなった気道を通る空気が発する振動音。
太った人は脂肪で気道が狭くなる、また加齢とともに舌を支える筋肉が衰えるので、いびきを誘発します。
お酒を飲むと喉の筋肉が弛緩します。
また喫煙者は、気管や喉に炎症が起きやすいので、飲酒や喫煙もいびきを誘発します。
では、どうして女性は少ないのでしょうか?
女性ホルモンが、何かしらの理由で睡眠時の気道確保に作用しているようです。
逆に言えば、閉経後の女性は要注意!
いびきをかく率が閉経前に比べ、3倍以上に跳ね上がるそうです。
周囲の迷惑を尻目に、気持ちよさそうにとどろき渡る高いびき。
一見眠りが深そうですが、実はいびきは呼吸障害の証しです。
正しい呼吸が出来ないと、もちろん正しいリズムの睡眠も取れません。
最悪のケース、無呼吸症候群という恐ろしい睡眠障害まで発展します。
飲酒、喫煙、食生活等の生活習慣の見直しも大切ですが、合わせて睡眠時に気道が狭くならないための寝姿勢改善(横向き寝推奨)や、枕の高さの見直し等も必要です。