おはよう vol.11
眠りの豆知識< レム睡眠とノンレム睡眠の関係>2016.11.08
皆さまの小さい頃の夢は何でしたか?
私が小学生の時に描いた夢は、新幹線の運転手、プロ野球の選手或いはパイロットと、夢は無限に広がっていました。
それが歳を重ねるにつれ現実が見えてきて、夢の規模がドンドン小さくなる一方。。。
そんな夢も希望の無い話に追い打ちをかけるようで恐縮ですが、
歳を重ねると将来の夢だけでなく、夜見る夢の量も減ってくるってご存知でした?
睡眠には脳の睡眠「ノンレム睡眠」と、体の睡眠「レム睡眠」の2種類あります。
そして、私たちが夢を見ているのは、「レム睡眠」の時。
この「夢を見ている」レム睡眠の時間が、加齢にともなって、著しく減少していきます。
「レム睡眠」時に、我々は起きている時に学習した情報を脳で再生、消去又は定着させています。
つまり、「レム睡眠」時には、身体は休息しながら、脳では記憶整理の活動を行っているのです。
幼児期には、新しい世界で学習することが盛りだくさん。
その関係もあり、生まれて半年くらいまでの幼児の場合、「レム」と「ノンレム」の割合は40:60とほぼ均等。
それが小児期になると、25:75とレム睡眠の割合が減少傾向へ。
そして、60歳以上の高齢期には新しい学習情報も殆どないため、レム睡眠の割合が15%まで減少します。
そう、加齢とともに夢を見る時間(レム睡眠の時間)も減少していくのです。
「もっとしっかり眠りたいのに、沢山眠れない・・・」とお悩みの高齢者の読者さま。
日中にしっかり学習活動を続ければ、レム睡眠の時間が増え、眠りの質も高まります!
セカイのおはよう<ドイツ編>2016.10.01
Guten Morgen(グーテン モルゲン)
日本留学後、現在米国の大学院で「浄土真宗」を勉強している、ヘンなドイツ人PASCALです。(笑)
ドイツには、「朝食は皇帝のように、昼食は国王のように、夕食は乞食のように」という、有名なことわざがあります。
このことわざが示す通り、ドイツ人にとって最も重要な食事は朝食。
カリッと焼きあげたパンの上にタップリバターを塗り、ハムやサラミを乗せて食べます。
ドイツが世界に誇る飲食物といえばビールとソーセージですが、
パンの美味しさと種類の豊富さも世界一だと思っています。
ドイツ人は、とにかく早起きなお国柄。
パン屋さんも朝6時には開店し、ドイツ人の朝の食卓に、焼きたてのパンを提供しています。
フレックス勤務システムを導入する会社も多いです。
でも他の国のように「遅く出社して遅く帰る」という社員は少なく、大半は「朝7時に出社して、午後3時に退社」という人たちばかり!
会社の食堂も、朝食を取る社員で朝から大にぎわい。
名古屋のコメダ珈琲でモーニングを食べた時、朝からの大盛況ぶりに思わずドイツの朝を感じました。(笑)